革靴好きな人はわかると思うんですが、革が馴染むまでの靴擦れってなかなか厄介ですよね。
まぁ、靴擦れは革靴に限ったことではなくてスニーカーやサンダルでも起きますが…。
新品の靴が欲しくなっても、「靴擦れになるかなぁ~」と買うのが億劫になりますよね。
私はずっと、靴擦れ対策には絆創膏や靴に貼るパッド(インソール)しかないと思っていました。
それが最近、テープってものがあるのを知りまして。
実際に使ってみたらまぁ便利!!
靴擦れに悩む方の参考になればと思い、今回は靴擦れ対策に頼れる「テープ」をご紹介します。
靴擦れ対策にはテープが一番
靴を履いていたらなんだか足元が痛い。
皮膚が赤くなっているだけの軽傷から血がにじむような重症まで…症状は人それぞれですが、それが靴擦れです。

痛くて辛いですよね。
しかも歩くほどに悪化するので、帰るにしても道中が辛いのなんのって。
既に靴擦れしちゃった後の対処法として有効なのは、患部に絆創膏を貼る事です。
普段よく見る長円形(=横長のもの)の絆創膏をとっさに貼る方も多いでしょう。
でも実は靴擦れ専用として販売されているこちら↓
や、こちら↓のような
絆創膏の方が、使い勝手が良くておすすめですよ。
既に靴擦れを起こしてしまった時は傷口を保護して、治るのを待ちましょう。
傷が出来るとお風呂の度にしみるし、何より治るまでの日数がかかってその間のケアが面倒ですよね。

そうならないためには、事前の予防が大事。
予防のためには、散々前置きで言ってるのでご存じだと思いますが、靴擦れ対策としてテープを使うんです!
これから詳しく紹介していくので、ぜひ参考にして下さいね。
テープは良い所がたくさんある
テープで靴擦れ予防って、どういうこと?
と思われる方もいるでしょう。
こんな感じでテープを貼るんです。
引用元:Amazonの製品販売サイト
セロテープを貼るように、ペタっと皮膚に貼り付けるだけです。
ではここからは、靴擦れ対策をテープで行うことについて、メリットをお話ししていきますね。
安いし沢山使えてコスパ良すぎ
何と言ってもテープは値段が安い!
参考に、人気のある製品同士で比較していってみましょう。
(現在のAmazon価格で計算。販売サイトや製品により若干の差はありますので、あくまで目安です。)
この靴擦れ専用の絆創膏
の単価は、
- かかと用大判サイズ 12枚入り(保護する目的のみの、一般的な素材の絆創膏)
⇒1枚25円前後
です。
これに対してテープは、セロテープやガムテープと同様に巻きで販売されているので〇個、といった単位ではありません。
自分の必要な長さに切って使っていきます。
テープ代表は人気のあるこちら。
製品の説明書きに沿って、かかとの靴擦れ対策のために、幅2.5cmのテープを7cmずつ切って使うとしましょう。
となると、単価は
- 1枚が7cmの長さ(1巻きで約60枚作れる)
⇒1枚9円前後
となります。
ちなみにもう少し安い他社製品の場合、1枚3円前後なんてものもあります。
圧倒的な安さですよね。
しかも、1巻買えば60枚分~多いと110枚分くらい作れるものも。
毎日両足に貼ったとして、1か月~2ヶ月近く使えます(毎日取り換える前提)。
かかとじゃなくて小指や足の甲の一部など、もっと短い長さで使う場合は単価が更に安くなり、もっと長期間使えることになります。
絆創膏だと1枚が決まった大きさになっていますが、テープは好きな長さに切って使えるので、無駄が出ません。
コスパが本当に良いですよね。
手で切って貼るだけで完了
大抵の靴擦れ対策用テープは、簡単に手で切れる仕様になっています。
ハサミは不要です。
なので、出かける直前に貼りたいと思ったら手でペリッ、ビリッ、で皮膚にペタ!で完了です。
絆創膏のように包み紙のゴミも出ませんので、テープを貼ったらそのまま走り出せます。

エコでスピーディ!!
これ1つで足の色んな箇所に使える
靴擦れしやすい場所といえば「かかと」「小指」ですよね。
勿論これらの箇所にはバッチリ使えます!
先程、テープは手で簡単に切れると書きましたが、このようにタテ・ヨコ方向のどちらにも切れるんです。
引用元:Amazonの製品販売サイト
だから幅が長すぎる場合は、タテにも切って小さくすれば、小指のような狭い部分にもしっかりフィットするテープが完成します。
あと、パンプスを履く時には、履き口周辺が靴擦れしやすいですよね。
そんな時も、細めにテープを切って足の甲に貼れば、テープを貼っている感覚が気になりにくくて快適です。
くるぶしの下みたいな凹凸がある箇所にも貼れますが、伸縮性がないテープを使う場合は切り込みを入れるなどで工夫すると、ぐっと持ちが良くなりますよ。
↓※点線を書いた所が切り込み線です…↓
写真撮ってみたんですが、殆ど写りませんでした。

テープは、それだけ目立たないってことよ!優秀!!
不要になっても別の使い道がある
さてさてこのテープ、万が一靴擦れ対策に使わないとなった場合にも、別の用途に使えるのでご安心下さい。
まず最もポピュラーな用途として…ガーゼや、剥がれやすい箇所に貼った絆創膏の上に貼って、固定するのに使えます。
それ以外にも、セロテープやマスキングテープのようにしても使えちゃうんです。
具体的には
こんな風にちょっとだけ貼り付けたい時、
(食べかけの煎餅の袋を閉じる)
忘れないようにメモしておきたい時。
(買い物リストに書き足すので降りる時、手に貼ってく)
という感じです。
あればとにかく役立つテープでもあるんです。
何でもできる(?)テープ、これは買うべきでしょう!!
おすすめの製品を3つ紹介
ここからは、靴擦れ対策におすすめのテープをご紹介していきます。
どこで売っているかというと主にアマゾンや楽天などのネット通販、ドラッグストアです。
ネット通販なら色んなメーカー・種類から選べますよ。
まず、靴擦れ用のテープで有名なのは『ネクスケア』↓です。
靴擦れ対策で検索すると、よく出てくる人気製品です。
ただ、ネクスケアは接着力が強めで持ちが良い反面、剥がしても皮膚に糊が残る人もいるそう。
それに比べて、もっと安くておすすめなのがニチバン『キープポア』↓。
本当はガーゼや包帯を固定するという用途で販売されているんですが、私はこちらを愛用しています。
糊が残ることも殆どなく、でもしっかり足に貼りついてくれるので満足していますよ。

値段がネクスケアの約半額なので、まずは試してみたいという方はこちらをどうぞ。
肌がかぶれやすい方や、夏場など蒸れやすい時期はこちらの『スキナゲート メッシュ』がおすすめです↓
かぶれにくい素材で肌に優しく、剥がす時の痛みも少なめなんだそう。
これまでの製品と違って色が白っぽい不織布なんですが、足指など、靴を履いたら隠れる箇所には問題なく使えます。
かかと部分に貼るなら、靴下を上に履くか、パンツスタイルでかかとを裾で覆えばOKですね。
テープ幅は、商品によっては細めタイプも販売されていることがありますが、広めの2.5cmがおすすめです。
かかとの靴擦れなんかはどこに靴が擦れるのかピンポイントで見極めにくいですから、広めにガードしておいた方が安心ですよ。
で、狭い箇所に使う時は割いて細くできますからね。
私は複数買いで常備してます
私は先程紹介したテープを2個買いして、自分の部屋と玄関に常備しています。
何故かというと、朝一の着替え中に貼ることもあれば、忘れて玄関先で「しまった!」となることもあるから。
それに、朝は靴擦れしない靴でコーディネートを考えていたけど、出かける直前で気が変わって靴擦れ対策が必要になることもありますので(苦笑)。

出がけにバタバタするのは嫌なので、玄関でもサッと貼れるようにしてます
お仕事や学校で日中長く外に出られている方は、バッグの中や、職場(学校)のデスクに常備しておくのもおすすめ。
そうすれば、「なんか靴擦れしそうかも…」という時にすぐ靴擦れ対策することができますよ。
1個が高価なものでないので、必要に応じた数を用意してぱっと取り出せるようにしておくべし!
まとめ
靴擦れ対策として優秀な、テープをご紹介しました。
テープは本当にメリットが多いんですよね。
おすすめした3つの製品は評判が良いものばかりなので、是非参考にして下さい。
いつでもどこでも靴擦れに備えられるように、必要に応じた数を揃えておくと安心ですよ。
そして…これらのテープ、実は革靴の他のお悩みにも使えちゃうことがわかったんですよねぇ~。
それについてはまた別の機会にお話ししようと思っていますので、お楽しみに!